私、無線配車への拒否感が日に日に募り、それが数か月前に限界を迎えてしまったため、以来、無線配車を一貫して無視しております。
そうしていたら、昨日、ついに無線室から会社に偽装回送の疑いありと通報が入り、改善が見られない場合は乗務停止もありえるとのこと。
ちなみに、偽装回送は本来下の意味ですが、私の場合実態は異なります。
偽装回送
乗務員は帰庫・修理・食事等のために走行するときは、営業する意思のないことを示すために回送板を掲示しなければならない。
このときは、利用者が手を挙げても乗せる義務から開放されている。
この制度を悪用する乗務員がおり、回送板を出して近距離のお客は断り、効率の良いお客だけを乗せる行為のこと。
スーパーサインは、帰庫・修理・食事等を除いて常に空車にしているため、流しだけですと、他のドライバーと全く同じように仕事をしています。
問題は、無線配車に使われるタブレットの扱いです。
タブレットの動態はスーパーサインと連動しているため、スーパーサインが空車であれば、タブレットも空車へ自動的に切り替わります。
ただ、そのままですと無線配車が入ってくるため、私は、タブレット上の動態を手動で回送へと切り替えているのです。
一定周期でスーパーサインと同期してしまうため、その都度、タブレットのメーター切り替え操作を行う必要があり、非常に手間ですが、無線配車を取るよりはマシです。
あくまで、あくまで私の理解では、スーパーサインが回送の状態で手を挙げられたお客様をお乗せすると、これは紛れもない偽装回送ですが、無線を回避するためにタブレットのみを回送にすること、これは偽装回送には当たらないはず。
無線室はタブレットの動態をスーパーサインの動態として考えますから、私の小手先の無線配車回避テクニックを偽装回送と判断したのだと思います。
と、ここまで長くなりましたが、無線配車回避も限界そうなので、無線配車を無視できる会社やそもそも無線室がない会社を探して、移ろうかと思います。
無線配車を全力で回避したい理由は以下の通り。
流しでお乗せした方で嫌な思いをした場合は、運だから、仕事の性質上しょうがないと自分をなんとか納得させることができますが・・・
(1)無線室スタッフが適当・不誠実
・乗務員からの到着遅れ連絡をお客様に伝えない
一体何のために乗務員は連絡してんだよと・・・
まぁ、結果、乗務員がお客様に怒られますよね。お怒りはごもっともです。
そして、乗務員がしばしば自腹を切ります。
無線室のスタッフ不足なのか、スタッフにやる気がないのかは私にはわかりません
が、こんな状況では仕事になりませんよ。
常態化していますから、もう改善する意欲がないんでしょうね(笑)
・乗務員からの到着遅れ連絡をお客様に伝える際、乗務員に責任転嫁
遠い場所の車に配車指示が出され、ピックアップ指定時刻に間に合わない場合
乗務員は到着遅れの連絡をしますが、その連絡を無線室スタッフが「乗務員が道
を間違えた。」とお客様に虚偽申告。
これも同じくお客様に怒られます。しかも、乗務員はそのような申告がされたと
は、思いもしませんから、到着して開口一番、道を誤ったことについて謝ることが
できません。
・配車場所ミス
勘弁してほしい・・・場所によっては、一通のせいで、5分~10分の遅刻につなが
る。バス停が待ち合わせ場所になっていたときは、本当に驚いた(笑)
(2)スマホ配車(遅刻・ドタキャンが多い)と無線室経由配車が区別できない
スマホ配車の運用開始直後は通常配車(無線室経由)との区別がされていたものの
スマホ配車の質の悪さ(遅刻・ドタキャン率の高さ)で乗務員が敬遠するため
それらの区別が廃止に。
私は、稼ぎ時の六本木でスマホ配車のドタキャンを2連続でくらってしまい、それ
に懲りました。